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TOP > オーボエとは?
 
オーボエを知っている人も、オーボエって一体なに?という人も、まずはオーボエについて簡単に勉強してみましょう。
 
1.楽器の一種類です。

オーボエ(oboe)とは木管楽器の事です。形は縦に長く、木で出来たボディーに金属のキーが組み合わさって出来ています。オーケストラでは高音部を担当しています。楽器の上部にリードと言われる振動体を繋げて、そこから息を通す事によって音が鳴ります。独特のこもった音色がします。
 
2.オーボエにはいくつかの種類があります。

一般的に使われるオーボエのほかにも、より高い音が出るものから低い音のものまで幾つかの種類があります。ここでは音の高い(楽器の長さが短い)ものから順番に紹介してみましょう。
 
・オーボエ・ミュゼット(Oboe Musette)
普通のオーボエのおよそ3分の2程度の小さなかわいらしい楽器。オーボエの高音域を可愛らしくしたような音がします。

・オーボエ・ダモーレ(Oboe d'amore)
「愛のオーボエ」という意味をもつこの楽器は、オーボエよりも長めの管体で、短三度低い音がします。下部(ベルの部分)が丸みを帯びた形をしており、独特の甘い音色が特徴。バッハの曲で好んで用いられ、多くのカンタータなどでその魅力を発揮しています。

・イングリッシュ・ホルン(English Horn)
イングリッシュホルンは、オーボエの仲間の中では最も頻繁に用いられています。コールアングレとも呼ばれます。(ダモーレ以下、標準のオーボエよりも低音を担当する楽器は全てベルの形が丸くなっています)オーボエより5度低い音が出ます。こもった哀愁を感じさせる音色は多くの作曲家によって用いられ、ドボルザークの交響曲第9番「新世界」の2楽章の長大なソロは、知らない人はいない位に有名です。

・バス・オーボエ(Bass Oboe)
管体が非常に長い為、リードを接続する為のチューブがS字に湾曲しており、楽器から演奏者の側へと垂直に伸びています。オーボエより1オクターブ低い音。あまり頻繁には用いられませんが、有名なところでは、ホルスト作曲の組曲「惑星」の一部でその音を聴けます。

・ヘッケルフォン(Heckelphon)
リヒャルト・シュトラウスが自分の作った曲の中で使う為に、特別に作らせた楽器。その際製作に携わった楽器職人のヘッケルという人物に名前の由来があります。最も大きな形をしており、下部についているピンによって地面に立てて演奏します。リヒャルト・シュトラウスのオペラ「サロメ」などで利用されています。ただし、日本ではたった2本しか存在していないので、その演奏を聴けるだけでラッキーかもしれません。こちらのサイトでは、実際にヘッケルフォンの演奏経験があるプレイヤーの方による貴重な説明や写真を観ることが出来ます。
 
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